• テキストサイズ

ひとしずく【気象系BL】

第34章 びたーちょこ


ニノがそっと立ち上がる。

バイバイ・・ニノ。

玄関に向かうとばかり思っていたのに

気が付くと俺はニノに抱き締められていた。

N 「どうして全部自分で結論出しちゃうの?俺まだ何も言ってないよ。それに翔さん何か勘違いしてる」

ふわっとニノの優しい香りが俺を包み込む。

N 「翔さんの気持ち嬉しいよ。俺だって・・俺だって翔さんが好きなんだから」

「うそ・・そんなの・・うそだ」

N 「信じられない?俺いつも翔さん見てたのに、俺の事を見てくれないのは翔さんだよ」

「だって・・ニノには相葉くんが」

抱き締められていた身体が離されたかと思うと、俺のことをジッと見つめるニノ。

N 「どうして相葉さん?相葉さんがどうしたの?」

「ニノと相葉君って付き合ってるんでしょ?いつもイチャイチャしてるし」

N 「だから!!それが勘違いなの!!相葉さんとは昔からの友達!!それだけ!!」

本当に?信じて良いの?
/ 653ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp