第20章 ぷりんあらもーど
M side
はぁ・・困った
やっぱり無理かも・・
・・でも今さら断れないし。
俺は悩んで悩んで、メンバーに相談することにした。
緑のアイコンをタップし5人のグループトークを開く
『ちょっと聞いてくれる?次の映画の役がなかなか難しくてさ』
A 『潤ちゃんが難しいなんて珍しいね?』
N 『どうしたんですか?』
O 『まつじゅんどした?』
S 『松潤?俺に何か出来ることがあったら言って?』
皆からすぐに返信が来た。本当に持つべきものは優しいメンバーだよなぁ。
俺は、どうして悩んでいるのかを説明した。
今回の映画が恋愛ものだということ
・・それも男同士の恋愛だということを。