第77章 2年も音信不通の旦那は旦那じゃねえよ
お昼休憩を河川敷で過ごしている。
みわ
「はぁ…疲れた……」
お昼ご飯は節約の為に食べていない
始が大好きな玩具を買ってあげる日までの辛抱。
「みわさん!こんなところにいた!!」
みわ
「木村さん…?」
私が働いている定食屋の仕事仲間だ
木村
「話したい事があるんだけど今大丈夫?」
みわ
「話したいこと?大丈夫ですけど……」
木村さんは私の横に座ると話しだす
木村
「俺さ、独立しようかなって思ってるんだ。」
みわ
「独立?」
木村
「親方から了解ももらったから江戸を離れて田舎で店開こうかなって…」
みわ
「凄い!あの親方が……
木村さんの打ったうどん評判良いですからなんか納得です。」
木村さんは従業員の中でも1番の努力家だ。