第14章 拝み屋
午後になり
苦しんでいた隊士さん達の容態も安定してきているので、
私は一休みしようと自室に向かう為廊下を歩いていると
山崎さんが変な格好をしている3人を引き連れて
こちらに向かって歩いて来た。
(もしかして街で捜して来るって言ってた拝み屋さん?)
拝み屋さんなんて滅多に拝めないから
廊下の端に寄り見ていたら山崎さんに声をかけられる。
山崎
「佐藤さん悪いんだけど…
拝み屋さんにお茶用意してくれる?」
みわ
「あ、はい。」
?
「おねえーさん!お茶菓子もお願いネ!!」
?
「チョコとかあるでしょ?そんなんで良いから…」
山崎
「うわっ!図々しい……」
みわ
「分かりました…お持ち致しますね。」
山崎
「頼んだよみわさん。」
みわ
「はい。」
私は給湯室に向かう。
(休憩無しはキツイなぁ…)