第77章 2年も音信不通の旦那は旦那じゃねえよ
TV
「今日は父の日ですね!
何かお父さんにプレゼントするの〜?」
食卓に響くアナウンサーの声
(父の日か……お父さん今どこに居るんだろ(汗))
始
「みわちゃん、ちちってな〜に〜?」
みわ
「え?……ちちって言うのは……
そうね…私は始のお母さんでしょう?
それで父親って言うのは………」
(こ、困ったなぁ……なんて言えば……)
困っているとTV台の上に置かれているペンさんの遺影が目に入る
(これよ!)
みわ
「あれが始のお父さんよ…
お母さんとお父さんが愛し合って始が産まれたの。
…お父さん…もう天国に逝っちゃったけど。」
始
「うん!わかった!!」
何が分かったのか分からないけど、
納得したならそれで良かったと流す事にした。