第63章 事故物件
★終ストーリー★
みわ
「最近…寝ていても起きていても誰かに見られているような気がして…」
布団の中で3人川の字で横になっていると、
みわが突然そんな事を言ってきた
斎藤
「誰に?」
みわ
「ん…誰と言うか……沢山の目に見られているような……
今もなんか……」
斎藤
「沢山の…目?今も?」
何処から見られているか精神を研ぎ澄まして警戒するが
特に何も感じない。
みわ
「え?何も感じませんか??」
斎藤
「うん。まったく」
育児疲れでおかしくなっている…そう思った。
斎藤
「みわ、疲れているんだよ早く寝た方が良い」
みわ
「…そうなんですかね……」
斎藤
「そうだよ」
みわ
「わかりました…早めに寝ます……お休みなさい…」
明らかに納得出来ていない様子だけど、
みわは間も無くスヤスヤ寝た。