第56章 養子を迎える
みわ
「いいですよ。ペンさん養子として迎えます……」
(死んだお母さんが言ってたよね…
動物は死ぬまで面倒みるのが飼い主の責任だって。
…ペンさんがあと何年生きるか分からないけど…
飼うって決めたんだから最後まで面倒をみよう!!)
カナタ
「あ、ありがとう!!みわさん!!!」
みわ
「はい…ふふっ。
カナタさん色々頑張って下さいね!!陰ながら応援してます。」
カナタ
「(`・∀・´)ぉぅ!!」
斉藤
「…」
始を抱いた終さんは私の決断をどう思ったのかは分からないけど、
これで良かったんだと自分に言い聞かせる。
(ペンさんの為にいろいろ買いに行かないと〜)
カナタ
「そうと決まれば!!
ペンの家とか愛用の毛布とか持ってくるな!」
みわ
「……助かります!」
カナタさんは余程嬉しいのか
意気揚々と出かけていった。