第55章 仲直りの後はPART2
★終ストーリー★
風呂からあがり浴衣に着替え居間に行くと……
斉藤
「(・Д・)…?」
薄暗い居間のテーブルの上に
蝋燭のあかりが灯されているバースデーケーキが置かれていた
みわ
「終さん!お誕生日おめでとう〜!!」
(え?誕生日??…………あっ!!)
斉藤
「(##・Д・##)」
すっかり忘れていた…
今日は俺の誕生日だ。
みわ
「終さん!蝋燭の灯りを願いを込めてフゥ〜しないと!」
誕生日を祝ってもらったのは餓鬼の頃以来だ…
素直に凄く嬉しい。
俺はケーキに近寄る。
灯りに照らし出されたケーキの上に置かれている
クッキープレートに"終ちゃんお誕生日おめでとう!"と
チョコペンで書かれている。
お茶目なみわが書きそうな文面で頬が緩む…
斉藤
「!」
クッキープレートの両脇にアフロのカツラを被った俺と、
ノーマルな俺が一体ずつ立っているのに気付いた
斉藤
「(##´ω`##)」
凄く良く出来ている