第49章 らしくないぜ!
カナタ
「…ただ会うぶんにはペンも攻撃はしないんだ……」
みわ
「つまり?」
カナタ
「その…ほら…抱き締めあったり…
ほら男と女が1つの部屋ですることなんざ限られてるだろ?
それだよ察してくれ…恥ずかしくて言いたくないから!」
みわ
「あ…(#´⊙ω⊙`#)」←察した
(妬いてるんだペンさん…と言う事はペンさんは雌ってこと?)
カナタ
「実は今……惚れてる女がいてさ…
俺も良い歳だろ?
そろそろ決めたいんだよな。」
(結構切実だなぁ……)
みわ
「…」
(私に出来る事はなんだろう…
せめて女性と会う日だけ預かるとか…かな?
でもそれじゃ…問題解決にはならないよね……)
カナタ
「このまま結婚しないで死ぬなんて絶対に嫌だ!
俺も自分に似た赤子をこの胸に抱きたい!!終みたいに!」
みわ
「……」
カナタ
「決めた……俺…動物園にペンを預けるよ!
ペンだって動物園で仲間と居る方が楽しいだろうし!!」
(可哀想だけど…それが一番なんじゃないかって思える…)
カナタ
「ペン!ペン!!ペン!!!!」
カナタさんはペンさんの胸に顔を埋め泣きだした