• テキストサイズ

真選組三番隊隊長斉藤終と女中のラブストーリー

第40章 巣立ち





斉藤
「いってごらん」





アフロヘアーで表情はよく見えないけど、

怒るでもなく私の話を待っていてくれている







(ちゃんと言おう…)










みわ
「終さん…あの……ここに終さんの赤ちゃんがいるの…」









私はお腹をさすりながら終さんに話しかける。









斉藤
「え!!?」









終さんは口を覆っているマスク?のようなものを外し私のお腹に触れてくる。









みわ
「実は…もう5ヶ月で……」









終さんは地面に膝をつき私のお腹に耳を当てる








斉藤
「ずっと…1人で悩んでたんだね」








みわ
「……はい…まだ籍も入れてなかったので

反対されると思って言えませんでした…」









斉藤
「………」










斉藤さんはゆっくり立ち上がり、


私に言う









斉藤
「反対なんてしないさ…こんなに嬉しいのに……」









よく見ると…

目に涙を浮かべている。










みわ
「よかったね…こんなに喜んでくれてるよ…」







私はお腹をさすりながら赤ちゃんに話しかける。









/ 1001ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp