第40章 巣立ち

冷静な声で私に話しかけてくる





みわ
「…決めてないです」







下を向く







斉藤
「決めてないなら俺に甘えてよ」







みわ
「いいです( ˘ω˘ )」






(私は強くなったの！！もう終さんに頼らないもん！！)



私はそっぽ向く








斉藤
「ほらこっちおいで」








甘い声で私を誘う終さん








みわ
「い、いきません( ˘ω˘ ；)」









斉藤
「おいでみわ」






(あっ！下の名前で呼んでくれた……)








みわ
「……( ˘ω◦｀)」チラ









斉藤
「姉さんと菜種がみわにしたこと

情けないけど…最近知った。

これは言い訳だけど

俺はあの日…凄く緊張していて…周りが見えてなかったし、

みわが家の中に入って来なかったのにも気付かなかった…

それなのに…俺はみわを叱って…」







みわ
「( ˘ω゜)」







斉藤
「許してくれ」









終さんは私に頭を下げてきた