第39章 月日は流れて流れ…
夕食前の仕事をやり終え夕食を食べに食堂に行く。
(結局、関わりのある隊士さん達にしかお別れ言えなかったなぁ…)
食堂での食事が最後だからしんみりしてしまう…
配膳口に夕食を貰うために行くと…
おばちゃんB
「秋枝さんから聞いたよ…」
みわ
「聞いちゃったんですか〜?
おばちゃん寂しがると思って黙って消えようとしてたのにぃ〜(笑)」
おばちゃんB
「あんた……」
おばちゃんBは泣き出してしまった。
みわ
「(´⊙ω⊙`)」
そんなおばちゃんBをおばちゃんCが急いでカウンター下に隠す
おばちゃんC
「ダメだよ…知らない隊士らがほとんどなんだよ…
みわちゃんが居なくなるって聞いたら動揺するから
一部だけにしか知らされてないんだとよ。」
(え?一部には知らされたの?)
秋枝
「各隊長さんと…みわちゃんが関わる部署の人間にはね…」
奥から秋枝さんが現れてそう言った。
(じゃあ終さんも知ってるの…?)
みわ
「秋枝さん…おばちゃんBさん…おばちゃんCさん…あの、いつも美味しいご飯ありがとうございました。」
私は3人に向って頭を下げる
それをみておばちゃんCまで下を向き泣き出してしまった
みわ
「……ふふっ…いつもの姑が嫁をいびる感じでお願いしますッ!」
おばちゃん達はクスッと笑ってくれた。
(よかった…涙でお別れって寂しいから……)
私は最後の食事を味わい…
本当に本当の最後の仕事へ向かった。