第33章 プー助くんの葬式とついでに先輩の葬式
"ポクポクポクポク…"
いよいよプー助くんの葬式が始まった。
松平さんがプー助君の名前を呼ぶ度に参列者の涙を誘う…
(プー助くん…愛されていたんだね…)
私の目にも涙が浮かぶ…
隊士
「佐藤さん…」
そんな私に左横に座っていた隊士さんが話しかけてきた。
隊士
「佐藤さん、ちょっと相談して良い?」
みわ
「はい、構いませんよ?」
普通の声の大きさで話し出す
周りの隊士さん達も最初だけはきちんとしていたけど、
もう皆…飽きだしてお話しをしたりジャンプや通話…好き勝手し始めている。
隊士
「嫁さんが……」
そんなこんなでグダグダのお葬式は、
まるで宴会のように変化していき
松平さんの腹踊りを皆んなで楽しんでいるところに……