第33章 プー助くんの葬式とついでに先輩の葬式
原田さんと別れると、
葬式が執り行われる会場に入り、
神山さんに頼んでおいた山崎さんの遺影の……
みわ
「あれ?」
頼んでた遺影とは若干顔が違っている……
けれど直す時間も無いので気にしないようにして
手早く遺影の前にコップを置きミロを注いだ。
みわ
「これで良しっと……」
コップの位置に悩み時間を無駄に使ってしまったせいで
空っぽになったミロの缶を捨てに行く時間がない!
みわ
「どうしよう……」
悩んでいると近くにいた隊士さん達が
もう少し緑があれば…と祭壇について話しをしていたので
山崎さんの遺影のちょうど向かって左側が淋しい感じだったから
緑色のミロの空き缶をそっと置いた。
まるで違和感が無いミロの空き缶…
みわ
「ふぅ……これで良しっと……
あ!大変!!あと20分しかない!!!」
私は喪服に着替える為に急いで自室に戻った。