第1章 スマホが壊れた
これは、、夢?
?「主、、ねぇ、、主ってばぁ、、」
誰だろう?
誰かが呼んでる、、
「ん、、ん~」
目が覚めるとそこはいつもの自分の部屋だった。
昨日は遅くまで家族と食事をしていて、ぐっすり熟睡した七葉は時間を確認しようと近くのスマートフォンに手をのばす。
「ん?アレ??」
ところが電源を入れようとボタンを押しても画面は真っ黒のまま、、
「え?ウソ!昨日の夜まで普通に動いてたぞ!?」
再度挑戦するも一向に光らない画面を見ながら、七葉は大きなため息をついた。
「はぁ~↓これはもうショップに持っていくしかないかぁ↓」
たまたま今日は休みだったため、スマホがないと不便だししたくしてすぐに携帯ショップへと出向く事を決めた七葉はスマホと充電器を鞄につめて車へと乗り込んだ。
店員「いらっしゃいませ~ご用件の番号札を取りお掛けになってお待ちください~」
店につくと明るい声のお店の人にむかえられた。
とりあえず番号札をとり、平日なのに意外と混んでる店内を見回しながらセルフのお茶を入れてソファーへと腰を下ろす。
店員「番号札28番でお待ちのお客様~」
しばらくすると自分の番号が呼ばれたため手をあげている店員のカウンターへと足をすすめる。
店員「いらっしゃいませ。本日はどのようなご用件でしょうか?」
「あの今朝から電源が入らなくて、、最近充電器のせっしょくも悪かったんで持ってきたんですが、、」
店員「わかりました。それでは店舗の方の充電器でも充電を試してみますので少々お待ちください。」
「はい、お願いします。」
ひとまずスマホをあずけ、これでただ充電ができてなかっただけで充電器の買い換えですめばいいなぁ~と思いつつ店内をみて回っていると先ほどの店員がカウンターへともどってきた。
店員「お待たせいたしました。先ほど店舗の充電器2つでも試してみたのですがやはり電源が入らないので恐らく中の基盤に問題があると思われます。」
あぁ、やっぱり予想はしてたものの内心ショックをうける。
「そうですか↓修理するといくらくらいかかりますか?」
しかないなぁと思いつつもやっぱり心残りな写真データやアプリデータを気にしつつ質問すると店員は「少々お待ちください。」とカタカタとパソコンを操作しながら素早くプランの確認してくれた。