第12章 欲満たし 天童覚<リクエスト>
「由佳ちゃ〜ん、やっほー」
『天童先輩〜〜!』
「相変わらず可愛いねぇ。キスしちゃおっかなぁ?」
『してくださいー♡』
いつもの茶番。
学校で会うと必ずのようにイチャつくものだから友達が呆れる。
天童先輩のどこがいいの、って言われた
「今日も家おいで」
『行きます♡』
天童先輩と付き合って半年
天童先輩が誘ってる。
いつも、こんな簡単に誘ってはセックスをする。
もう、毎日。
「あ。由佳ちゃんストーップ!!」
『…は、はい!』
「キスしてなかったね〜」
廊下。
なのに天童先輩とキス