第24章 すれ違い 松川一静

彼氏の松川と久しぶりの喧嘩。
すごく、些細なことで喧嘩して、

今までの喧嘩は別に気まずさはなかったはずなのに

話しかけづらいし、話しづらい。


無視し続けて早3日。

まだ目を合わせられない



「おーい、由佳」

教室の外で私の名前を呼ぶ松川
だけど私は聞いてないふり

「聞こえてんだろ、こっちこい」

友達にも、彼氏が呼んでるよ？と言われるが、
こうなったら意地だ。

いけるところまでいってやる

「…めんどくさ」

確かに聞こえたため息と…そんな言葉