第81章 遊興
「なぁ、。ちょっと良いかい?」
俺の隣へ腰掛けたが、なぁに?と首を傾げる。
「きみは俺の事どう思ってる?」
は?と、何を言っているか解らないという顔をする。解らないか?そのままの意味だぜ?
「じゃあ、これならどうだ。きみは長谷部が特別なんだよな。それでも俺と薬研の事、好きか?」
「はぁ?俺もかよ?」
傍に居た薬研も声をあげる。
「前から思ってたんだ。きみは優しい、だから誰にでも好きだと言うだろ?それは構わない。俺も嬉しいからな!‥だがな、求められて全てを受け入れるってのはどうなんだ?」
「お、おいおい。鶴丸の旦那、何を言ってんだよ?」
何を、って…これ、難しい事か?
ほら、どうなんだよ。言い訳を考えてるのか?上手く誤魔化そうと考えてるのか?