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うちの本丸【刀剣乱舞】
第70章 子守唄
「その涙のわけを話して下さっても、俺達は変わらず主を支えるだけです。」
「はせ、べ…」
「大丈夫ですよ、何も怖いものはありません。ね?俺が居ますよ‥あるじ。」
小さく震える主の目尻に溜まった涙を唇で拭い、抱き寄せて背中を撫でる。
「子守唄を歌いましょうか?だから、もう眠って下さい。傍に居ますから、ずっとずっと。ね?」
こくりと頷いて、俺の胸に頬を寄せる主の何と愛しい事か‥
とんとん、と背中を叩きながら歌う。
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