• テキストサイズ

うちの本丸【刀剣乱舞】

第70章 子守唄


「その涙のわけを話して下さっても、俺達は変わらず主を支えるだけです。」

「はせ、べ…」

「大丈夫ですよ、何も怖いものはありません。ね?俺が居ますよ‥あるじ。」

小さく震える主の目尻に溜まった涙を唇で拭い、抱き寄せて背中を撫でる。

「子守唄を歌いましょうか?だから、もう眠って下さい。傍に居ますから、ずっとずっと。ね?」

こくりと頷いて、俺の胸に頬を寄せる主の何と愛しい事か‥

とんとん、と背中を叩きながら歌う。
/ 1549ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp