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うちの本丸【刀剣乱舞】

第69章 心做し


車に乗り込んで、帰ろうか、と言うの手を何となくな握る。

「伽羅ちゃん?」

優しくされる度に理解が出来なくて、痛くて仕方なかった胸の痛みが、じわりと溶けていく。

最上級の意味のあるそれを、しっかりとこいつに伝えた事は無かったな。

伝えたらまた笑ってくれるだろうか…

「いや、何でも無い。…帰ろう。」

いつか、その時が来たら伝えよう。





心做しか、少し優しく笑えそうな気がした。
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