第59章 当世の一日

「鶴丸、一期、これ自分のところに持って行って！」

「おお、朝食は前に短刀達が喜んで食べてたやつだな！」

「ええ、前田と秋田の大好物なんです。」

「俺っちも好きだぜ、大将の作るあの白いやつも好きだな！」

黄色いふわふわの卵に赤いケチャップで、いちご、と名前が書いてある。主殿の字ですな。

「ふふ、また主殿は可愛らし事をなさいますね。」

全員分の名前入りオムライス、野菜たっぷりのスープ、果物のサラダを配り終えて食事を始める。

「……それで、あんたは今日何をするつもりなんだ？」