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うちの本丸【刀剣乱舞】

第57章 当世の夜


「ひゃっ!?」

「おっと。」

振り向き様に、左手で倒れそうになった私を胸に抱き、右手で収納ケースを下へ降ろす。

び、びっくりした!!

「…思わぬ収入ですな。」

「へ?」

「棚ぼた、と言いましたかな?まさにそれですな。主殿を抱き締める事が出来てしまいました。ふふ。」

ぎゅっと腕に力を入れて耳の上に唇を付ける様に話し掛けてくる。

見詰めながら左手で私の左手を握り、手の甲に口付けを落として笑う。
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