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うちの本丸【刀剣乱舞】

第56章 面談


「…此方へ。」

主を壁側へ立たせ、帯に手を入れる。

「苦しいの治す為に?ごめんね、ありがと‥」

ふぅ、と気持ち良さそうに息を吐く。

「苦しくはありませんか?手拭いを巻いているところも、痛みは?」

「ううん、大丈夫。長谷部が上手く調節してくれたから痛くないよ。」

胸元から手を入れて補整した手拭いと帯に隙間を作る。

きゅっと俺の袖を掴み、胸に頭を凭れさせる主。呼吸する度手の甲に触れる柔らかい胸の感触で、一瞬おかしな想像をした。

…こんな薄暗い場所でこれは‥
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