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うちの本丸【刀剣乱舞】
第54章 部屋割り
「はい、皆いらっしゃい。」
と開かれた扉を潜るのはいつ振りか、記憶が無くなるより以前に一度来た事がある。
あの頃はまだこの猫も一匹しか居なかったな。
出迎えた二匹の猫と早速戯れ始めた鶴丸と大倶利伽羅を眺めながら思う。
「大将、荷物は何処へ置いたらいいんだ?」
「主殿、私はこの時代へ来るのは初めてなので、どうしていいか解らないのですが‥」
「んー、じゃあ、まず部屋割りしちゃいますか?」
じゃあ付いて来て、と言う主の後ろを付いて行く。
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