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うちの本丸【刀剣乱舞】
第32章 かくれんぼ
「はせべ、いまのつるぎです。ちょっとだけいいですか?」
「ああ、静かに頼む。」
襖を開けると、机に向かう長谷部の膝の上、長谷部の上着に隠れるようにあるじさまが眠っていた。
「ねてしまったんですね…」
ぼくを見て、口の前で人差し指を立てる。
あるじさまの前髪を軽く梳いて微笑む長谷部。なんて柔らかく笑うんだろ、こんな二人は見てる方まで幸せな気持ちになりますね、懐かしい雰囲気です。
「あるじさま、みーつけた。」
かくれんぼ。終
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