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うちの本丸【刀剣乱舞】

第23章 舌を食む③


ここじゃないどこか遠くを見ていた長谷部の瞳に今の私が映った。

「主‥俺の、主…」

「んっ…」

そっと唇が触れる。

甘い、それとお酒の味だ。頭の奥が痺れる。

「あるじ。」

髪を撫でながら優しく触れるような口付けを何度も何度も繰り返す。

壊れ物に触れるように、優しく。
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