第18章 誉
「いい、皆?今日から、一定の数の誉を取った人にご褒美をあげる事にしました。」
「ご褒美!!?」
浦島が食い付く。普段から言っているもんな、確かに褒美と言われれば気になる。
「レベルが五十までの子は誉一回につき一個、それ以上の子は誉二回につき一個、この桜の飾りを自分の名前のところにある袋に入れてね。今はまだどんな感じになるかわからないし、試しに二十個溜まったら、何かご褒美をあげる!」
「何でもいいの!?」
うーん、と腕を組んで少し考えている。それ、初めに考えておかないといけない事だろう。