• テキストサイズ

うちの本丸【刀剣乱舞】

第94章 今を生きる


「ボク達は可愛いって思ってたけど、薬研は最初からあるじさんの事、綺麗だって言うよね。なんでなの?」

「ははっ、それ向こうに行った時長谷部達にも言われたぜ。」

胡座の上で手袋を直しながら、何で解んねぇのかね?と呟く。

「大将は綺麗だ。確かに可愛いとこもあるが、どうしたってそれは変わらない。あの黒髪を耳に掛けた時や着物の襟を直す時とか綺麗だろ?…それに泣いた後、凄く綺麗に笑うんだぜ。俺が修行から帰った時、大泣きしながら抱き締めてくれた。立派になって帰って来てくれて嬉しいってさ。あの時の大将を見てたら、胸がかぁっと熱くなったんだ。」

修行かぁ、この本丸には極の修行に行った奴が何人もいるけど、もし俺が修行へ行ったら、俺にも主は同じように泣いてくれるのかな?
/ 1549ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp