第86章 来歴
「了解、じゃあ明日か明後日には石を買ってきてくれるかな?二人にはお使いばかり頼んで悪いね。」
「気にすんな!大将が作ってくれると思うとわくわくするぜ!」
「主殿は長谷部殿への贈り物もあるのでしょう?弟達への贈り物を作って下さるのは嬉しいですが、無理はなさらないで下さいね。」
「勿論!」
残りの日にち的に長谷部のを優先するとは思うけど、極短刀ちゃん達も大事だもん。バッチリ作ってみせますよ!
「…そういえば、一期達は三十一日どうするの?鶴丸から何か聞いてる?」
「ん?あぁ、聞いてますよ、ね?薬研。」
「そうだな。まぁ、当日までのお楽しみってやつだ!」
顔を見合わせた二人がぎこちなく笑う。
んん…何か隠してる?鶴丸は何をするつもりなんだろ。