第84章 ジャックダニエル

「…ちゃん、もう君を苦しくさせるのは嫌だから、手でしてくれないかな？」

「ん‥っ手？」

ちゃんの両手で僕のそこを握らせる。

「そう、そのまま動かして。‥っ、口には入れないから、先を吸ってくれない？」

「っ‥うん…」

長谷部君の揺れに合わせて上下する熱い両手、先端をちろちろ舐められると、その小さな口に押し込みたい衝動に駆られる。

はぁ、我慢。我慢‥

「くっ…良いよ、ちゃん‥」

ふるふると揺れ動く胸に片手を伸ばし、下から持ち上げるように包み込む。先を摘まんでくにくにと弄れば、僕のそれを握った手に力が入る。

二人掛かりでこんな事、いけないのは解ってるんだ。でも高揚感が堪らない。