第1章 EPISODE0 *ここから始まる
梶「お疲れー。すっごい良かったよ(*^^*)」
貴「ありがとうごさいます!」
梶「あとは結果を待つだけだね」
貴「はい!」
梶「島田さんは俺と事務所一緒だから同じ日に分かるかもしれないね」
私はふと疑問に思い聞いてみた
貴「あの、そういえばなんで私の名前知ってるんですか?
共演したことないですしあったことだって…
しかもこんな新人なのに事務所まで……」
梶さんはあー。というような顔になり説明してくれた
梶「前期のアニメに出てたでしょ?あれ見てすごいなって思ってネットで調べて顔知ったんだよ。それに会うの初めてじゃないんだよ?」
貴「え?!そうなんですか?!」
私は驚いた
会ったことないはずなのに…
梶「うん。多分俺だけしか気づいてないと思うけど事務所のオーディションの日に見かけたんだよ
だからネットで顔みた時すぐ分かったよ。あの時の子だって」
貴「そうなんですか!私全然気づいてませんでした」
梶「なんか下向いてたしね」
貴「あ、あの時は落ち込んでたんです。絶対落ちたと思ったので…」
そう。あのときは喉の調子が悪くて思った以上に出来なくてすごい落ち込んでいたんだ
でも何故か私は合格したのだ
梶「まぁ受かったんだし結果オーライだよ」
貴「そうですねw」
そこで梶さんのマネージャーが来た
梶マネ「裕貴、そろそろ行かないと…」
と言いながら梶さんのマネージャーが腕時計を見た
梶さんも自分の腕時計を見た
梶「あ、ホントだ。島田さん、お互い合格するといいね」
貴「はい!」
梶「じゃあまたね」
貴「お疲れ様でした」
梶さんは私の方を見てニコッと笑うと早足にスタジオをあとにした