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私の好きと貴方の好き

第1章 EPISODE0 *ここから始まる


貴「…っ!なんで?!なんでそんなことするの?」
私はアキというキャラクターに声をあてていた
───そう私は3ヵ月前にデビューしたばかりの新人ではありながら立派なプロの声優なのだ。

共演者「お疲れー」
貴「お疲れ様でーす。今日まで色々と迷惑をかけたと思いますがありがとうございました!」
共「いえいえ!こちらこそ!島田さんは新人にしては根性も根気もあるから一緒に仕事してて楽しかったよ(*^^*)」
私は思わずにやけてしまいそうになった顔を必死で抑えながら「ありがとうございます!」と、頭を下げて収録現場を後にした

家に着くと一気に気が抜けたのかどっと疲れが出てきた
はぁ…今日でレギュラーだったアニメも終わっちゃったしこれからまたオーディション三昧だなー…
でも、今回のアフレコでたくさん勉強出来たことあるし頑張ろう!
と思い、とりあえず今日はお風呂に入って寝ることにした。
─────────────翌日、今日は休みだというのにマネージャーから電話があった
マ「ねー、美華って吹き替えの役やったことなかったよね?」
貴「え?はいないですね」
マ「じゃあさ……」
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