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私の好きと貴方の好き

第1章 EPISODE0 *ここから始まる


─────……ここはどこ?

そこは真っ暗な所だった
段々と明るくなってきた
そのには私と梶さんが『あなたと一緒なら…』のアフレコをしている最中だった

あ、私合格したんだ…
あれ、でもそんな記憶ないな…
最後に記憶があるのは…私がかに驚いたあとすぐに目の前が真っ暗になって………


───────はっ!

目が覚めるとマネージャーがいてその隣には……梶さん!!

思わず飛び起きると頭痛がした


マネ「あ、ダメよ起きちゃ」


何が何だか状況がわからない


貴「あ、あのー…ここは?なんで私ベッドに…?」
マネ「医務室よ
あなた、オーディション中に急に倒れたのよ
貧血だって」
貴「あ、今生理中だからかな…」


と言ってからはっとなって梶さんの方を見た

最悪…梶さんの前でこんな話…

梶さんもすこじ気まずそうだった
そして私は重要なことを思い出した


貴「そういえばオーディションは?!」


マネージャーが俯いた

あ…ダメだったんだ…
じゃあせめて梶さんは合格してほしいな

と思い梶さんの方に目を向けると笑顔でこちらを見ていた
私は恥ずかしくなって思わず俯いてしまった


梶「その事なら大丈夫だよ
俺がお願いして特別にもう1度受けれるようにしてもらったから」
貴「ほ、ホントですか?!」


私は目を輝かせていた


マネ「え、そうなんですか?」


マネージャーも知らなかったようだ


梶「ホントですよ
その代わり、今日熱で来れなかった人もいたみたいだからその子達も受けれるようになっちゃうから合格率は少し低くなっちゃうと思うけど…」
貴「…ありがとうございます」


最後の方は少し声が震えてしまった
さっきは嬉しくて喋れてたけど冷静になって考えるとものすごく緊張してきた

私…あの憧れの梶さんと喋ってる……!!

そんなことを考えている間、私が黙っていたので梶さんが心配してか、話しかけてくれた


梶「大丈夫?まだ具合悪い?オーディションは明日に回してもらったけど…」


梶さん、優しい…


貴「だ、大丈夫です!」


梶さんと話せたのが嬉しくて!…なんて死んでも言えないよ!

すると梶さんがあることを尋ねてきた


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