第7章 気持ちのすれ違い
私たちは高校2年生になった
そろそろ進路と考える時期に
入った
徹平、来たよ!!
おっ!!さや
徹平が目を覚ましてくれたあと
酸素マスクは取れ
少しずつ元気になっている
それから徹平の病室にはたまに
友達、先生が訪ねてくる
さや、学校はどう?
楽しいよ♪
徹平も早く戻れるといいね
俺は一年授業受けてないから
留年だよ
じゃあ早く戻って勉強
ついていけるように頑張ろう
私も勉強手伝うから
あのさ…
お願いがある、さや…
何?
俺のところにはもう来ないで
くれる?
何で?
ほら、リハビリとか忙しくなる
し話す機会なくなってくるし
こんなところに毎日来て
勉強とかも忙しいのに
迷惑だろ?
だからもう来なくていいよ…
私はただ徹平のそばにいたい
だけだよ?
勉強は大丈夫だよ
毎日ちゃんとやってるし
リハビリも一人じゃ大変でしょ?
私何か手伝えることがあったら
何でもやるよ?
俺はそれが嫌なんだよ!!
今の俺は何もできねぇ!!
さやを守ることも助けることも
逆に助けられてばっかで
何もしてやれねぇんだよ
だから俺のところには
来んな…
私は何も言い返せず
バックを持ち走って病室を出た