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台風のような貴方
第1章 台風到来
「あっ……んぅ」
大きな雨音と私の声が室内に反響する。
「やぁぁ、いやぁ…っ!!!」
我ながら変な声で、喘いで……いや、喘がされている。
卑猥な音をたて、彼のモノが私の中に何度も激しく出入りしている。
もう既に抵抗する気力もなくて、何も考えられなくなった私の耳に彼が掠れた声で囁いた。
『っ俺は―――……』
その声は、落雷の音に呑み込まれて消えた――。
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