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【黒子のバスケ】どうしようもなく好きだったから

第29章 緑の占い日和







『さっき、ピアノの上に落ちた者です。赤司くんからものすごく驚いていたって聞いて。ごめんね』






あの薄い笑みとは程遠い笑顔




凍りついたような冷たい目と色素をなくした肌がそう見させていただけなのだろうか





『・・・三井、はちって言います

よろしくね』



「・・・ああ。」






やはり、こいつが今日の俺のラッキーアイテムなのか・・・?





こいつが近寄った途端、腹が鳴らなくなったし、頭痛もなくなった



『それじゃあ・・・』


「───・・・待つのだよ」



『え?』






意味もなく、声をかけていた


なんの意味もないのに







「───今日の部活後、部室前に来い」













・・・はちによると、とてつもなく素っ気なくて上から目線だったようだ



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