第9章 香水

天の声「今日は特別企画、ハンドプッシュです」

篠原「すみません、うちの女性陣が嵐相手じゃ本気出せないって言ってます！」

二「誰がいいですか？」

女性選手「櫻井さん」

櫻「もう一人…あっ、大野さん行く？」


《楽屋にて》

大「なんだよあれ、ニヤニヤしちゃって！」

櫻「ニヤニヤなんて、してないよ！」

大「してたよっ‼」

ガチャッ

二「なんです？大声出して楽屋の外まで声聞こえてますよ？」

相「珍しいね？リーダーが大声出すなんて」

松「どうせあれだろ？今日女性選手に翔くんが選ばれたからだろ？」

後から戻ってきた3人が揉めてる俺達を慌てる様子もなく見てる。

大「……」

二「器のでかい人間だと思ってたんですけど、まぁ小さい！」

相「翔ちゃん絡むと激セマだよね～」

松「ペアだって話し合う前に勝手に行っちゃうし」

お前と翔くんに肩組ませられるか！

分かってるよ！俺の器の小ささは‼

大「うぅ〰〰」

コンコン

相「はい、どうぞー」

篠「どうも～、お疲れ～」

松「あぁ、お疲れさまでした」

松潤が立って挨拶をする。こういうとこしっかりしてんたよなぁ。

篠「悪かったね。うちの女子たちうるさくて」

相「そんなことないですよ～」

篠「いや～、楽屋に帰っても『大野さんと櫻井さんが同じ匂いがする』ってキャーキャーうるさくて」

二松「……」

篠「嵐って仲いいと思ってたけど香水まで同じもの使うんだなぁ
じゃあ、お先ー！」

相「お疲れさまでした！」