第37章 運勢
ゲッター「土台が変態なんで…」
二「………」
〈楽屋にて〉
二「あんの占い師、余計なことを!」
相「変態ってばれちゃったねぇ~」
二「うるさいっ!生まれつきアホなくせに!」
相「酷い、ニノ…」
松「でもさぁ、俺らには痛い占いだよなぁ~」
二「潤くんも16才で止まってるって言われましたしねぇ…『大人なJ』のイメージ崩れますよねぇ」
松「まぁなぁ、でもあのふたりの占いが一番問題ありだろ?」
二「確かにねぇ…厄介なこと言ってくれますよねぇ」
大「ねぇねぇ翔くん…俺たちふたりで嵐引っ張るんだってぇ、やっぱり俺と翔くんは運命共同体なんだねぇ~♪」
櫻「うんっ❤」
年下3人組がさっきから占いに対してぶつぶつ文句を言ってるけど、俺にしたらこんなに素晴らしい占いはない!
翔くんの手を握り翔くんを見つめれば翔くんも嬉しそうに返事をする。
松「おい!調子にのって手なんか握ってんじゃねぇよ」
あ~、もう邪魔が入った。
大「いいじゃん、良いこと言ってもらったんだよ?しかも嵐にとってもいい内容だったんだからお前らも喜べよ」
二「喜べるわけないでしょ…どうせ当たらない占いなんですから」
大「なんで当たらないんだよ、本気になったからあんなにクローバー見つけただろ?」
櫻「あれ凄かったよねぇ…一所懸命探してる智くんカッコ良かったよ♪」
大「マジで⁉」
櫻「うん…『メンバーの数は見つけたい』なんてさ、やっぱり智くんはリーダーなんだなぁ、って感動しちゃった」
ニコッと嬉しそうに笑う翔くん…可愛いなぁ~❤頑張った甲斐があった。
松「おい、いつまでそうやって見つめ合ってんだよ」
また邪魔された…せっかく可愛い翔くんを堪能してたのに!
二「だいたいねぇ、当たるって言ったってその程度のモノでしょ?相葉さん携帯割れました?」
相「ううん、割れてない」
二「ほらね?その程度でしょ?大野さんだって太りやすくなるって言われて太りました?」
大「俺?太ったよ?」
松「は?どこが?全然太ったと思わねぇけど」
大「え~?そう?翔くんはわかったよね?」
櫻「……うん」
大「ほらぁ、お前らが気がつかなかっただけだろ?まあ翔くんが気づいてくれたからすぐ元に戻したしな?」