第64章 眼が覚めるとそこは家だった
私は首に痛みに戸惑いながら起き上がると、
見慣れた部屋だった。
みわ
「あれ??わたし…あれ?」
いつも通りの風景。
退さんが私の横で布団を抱えて寝てて、
そしてもう片方に結と繋….…
足元にシバタがいた。
みわ
「あれ?わたし……沖田さんと…あれ?夢?」
山崎
「んぅ……おはよう……どうしたの?」
まだ寝ぼけ顔の山崎さんが私に話しかけてきた。
みわ
「私……確か沖田さんと一緒に生活を……」
山崎
「え……沖田隊長と……冗談キツイぜみわちゃん…」
みわ
「そ…そうですよね……」
(でもなんか退さんが嫌いなような好きなような…
なんだろう?この気持ち……)
山崎
「ほらまだ早いよ?一緒に寝よう…」
私は退さんに誘われるがまま再び二度寝をした。