第60章 よくある話
★ジミーストーリー★
夕方になり詰所に戻り報告書を書いていると…
菜乃花
「アナタ❤️今日ね、わたし危険日なのぉん❤️」
:(;゙゚'ω゚'):
吉村が居るのに平気で恥ずかしいことを言う菜乃花
山崎
「何言ってんの!!こんなとこで!!!」
吉村
「ぷっ………」
吹き出す吉村。
菜乃花
「父様が早く孫が見たいって…❤️
とにかくまってるわねん❤️
お先に失礼しまーす❤️❤️」
先に大した仕事もせずにあがった菜乃花。
山崎
「……はぁ………」
吉村
「いろいろ大変だな山崎。」
山崎
「………はあ〜……」
吉村
「そーいや、これ…はいよ。」
吉村は報告書の上にメモを乗せてきた。
メモ
変更→6日前 ★木
山崎
「……ありがとな。」
吉村
「監察同士もお互いを観察するっていうのは鉄則だが、
副長の指示とはいえ今回のは感心しねえよな。
つうか局長はこの事知ってるのかも怪しいと思わないか?
しっかし★が上からの指示に従うのは悪い事じゃねえけど、
仲間を犠牲にするとは…」
山崎
「しっかたねーよ!女ってのは友情とかそんなん意外と薄情だったりするからな…。
まぁ…これからは気をつけるよ。」
吉村
「……それと必要ない情報かも知れないが元嫁の……」
山崎
「元嫁って何!?意味わかんないからね!!?
今も俺の嫁は……」
吉村
「お前が昼に置いていった離婚届勝手に見せてもらったんだが、
あれコピー。」
山崎
「え!冗談キツイぜ吉村……」
吉村
「冗談じゃないぞ、ほら、見てみろ。」
吉村が監察室に置いていった離婚届が入った封筒を俺に渡してきた。
山崎
「……」
急いで中から取り出しみる。
(カラーコピー!!?)
山崎
「っていう事は……もう……」
吉村
「またお節介かと思ったけど役所に問い合わせてみたが、
離婚届は提出されてなかったぞ。」
( ゚д゚)
山崎
「吉村ーーーーーッ!」