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真選組監察方山崎退と女中のラブストーリー

第50章 ヘンゼルとグレーテルの手法






"ウ〜ウ〜ウ〜ウ〜ウ〜ウ〜"






(´⊙ω⊙`)




(・Д・)






突如パトカーのサイレンが家からさほど遠くない場所から聞こえてきた。







「チクショー!!バレたか!!!」





男は突然慌てだし、

私を背後からバッと抱き喉元に何かを当てた。





みわ
「……え…….あの……」






「俺には嫁も子供が居るんだ!!今捕まっちまったら……

悪いが女!俺が逃げ切るまで人質になってもらうぜ?」






みわ
「別に…構いませんけど……

貴方が何故こんな事をしているのか分かりませんけど……

奥さんやお子さんが知ったら…悲しいだろうなぁ…

こんな旦那と結婚したつもりないって!!」






「お前に何が分かるんだよ!!?」






みわ
「分かりますよ!!私の旦那がパンツを盗むような人だったら……」





私は激しく泣き出す←大袈裟





(退さんがそんな事したらマスコミが黙ってるわけないよね!!

こ、怖い世間体が!!!

そうならないように私がちゃんと監察しないと!!!)






「噓……噓だって!!本当は子供も嫁も居ねーよ!」





みわ
「え?」










"ピンポーン"





そんな緊迫した雰囲気を引き裂く呼び鈴が鳴った。








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