第46章 犬にも犬権というものがあるキラキラした名前はやめたげて。
★ジミーストーリー★
山崎
「おまえ…いい子にしないとご飯にありつけないぞ〜」
俺は萎絵田さんと交わした約束を守り、
芝犬の子犬を預かってきた。
子犬
「クゥーン」
"ガラガラ…"
山崎
「ただいま!!」
みわ
「お帰りなさい!!」
いつも通りニコニコしながら出迎えてくれたみわちゃん。
相変わらず可愛い。
子犬
「ワン!」
みわ
「さ、退さん!!そ、それは!!?」
驚くのは当たり前だ。
反対されるのを恐れて内緒で連れてきたから。
山崎
「ビックリしたでしょ?実はさ…」
みわ
「眼鏡!!似合ってますね、カッコイイですよ!
なんか出来る男みたいです!!」
山崎
「そっち!!?つかそれじゃ…普段出来ないみたいじゃん…」
みわ
「冗談ですよ!ふふっ…でも凄く似合ってて…カッコイイです。」
山崎
「//////」
みわ
「で、その可愛いワンちゃんはどうしたんですか?」
俺に抱かれた子犬は、
鼻をヒクヒクさせ家の匂いを嗅いでいる。
山崎
「成り行きで…預かる事になってさ。
いつまでとか今の段階じゃ分からないんだけど…」
みわ
「私はワンちゃん好きだから大歓迎です!」
山崎
「よかった!!良かったな!おまえ〜」
ポンポン頭を撫でる
子犬
「ワンワン!!」