第43章 サイコパス
★ジミーストーリー★
山崎
「…みわちゃん…あのさ…」
みわちゃんと朝食を食べている。
みわ
「なあに?」
山崎
「最近さ、結と繋が俺の目を指でツンツンしようとするんだけど…なんなんだろうね?」
みわ
「……子供は分かるんだよ…
誰が1番この家の悪かねーー!!!」
山崎
「!!」
(おっしゃる通りです…はい…まったく)
もしかして…
いやもしかすると…
みわちゃんが病んだ頃からの様な気がしてきた。
山崎
「ねぇ、みわちゃん!」
みわ
「なあに?」
山崎
「丁寧語使って良いよ!それからお弁当も作って!!
この前は…嫉妬で狂ってて…みわちゃんが言われて傷つくような事をワザと言ったんだ…
本気じゃくて……その醜い嫉妬で……
俺は前のみわちゃんが好きだ!戻って!!」
みわ
「…」
山崎
「知ってたよ、あの投げつけた指輪…あれ…オモチャの指輪だったよね?
本物まだ持ってるんでしょう?それってつまり…まだ俺のこと…」
みわ
「はい、好きですよ…ふふっ」
山崎
「みわちゃーーん!!」
久しぶりにみわちゃんをギュウした。
やっぱり、すごくすごく愛しい!
もう絶対に嫉妬なんてしない!静かに自分の中で誓いをたてた。