第40章 反抗
★ジミーストーリー★
みわ
「…入浴剤、無くなりそうでしたね…」
お風呂から
あがってきたみわちゃん
山崎
「つ、次はどんなやつが良いかな??」
みわ
「…なんでも……明日買ってきますね」
山崎
「俺も一緒に選びに行こうかな…ほら休みだから」
みわ
「あ…はい」
やっぱなんか違和感がある。
山崎
「みわ!!」
みわ
「?」
山崎
「言いたい事があるならハッキリ言いなよ!!」
みわ
「入浴剤のことですか?」
山崎
「違う!俺に言いたい事があるよね?
違和感たっぷりなんだよ…」
みわ
「…え……違和感ですか?」
山崎
「あんだけ酷い事言われて、言い返さないとか!
離婚したくないって急に言いだしたり…」
みわ
「……」
山崎
「みわ!」
みわ
「……眠たいです」
山崎
「は?」
みわ
「今、凄く眠たいんです。お先に寝ても良いですか?」
山崎
「駄目!」
みわ
「……」
山崎
「ずっと前から言いたかったんだけど…
皆の嫁は普段の会話がタメ口なのにウチの嫁はずっと丁寧語だったり」
みわ
「…」
山崎
「俺もたまには昼飯みんなと外食したいし。」
みわ
「…」
下を向くみわ
…つい言ってしまう言葉たち…
みわ
「ごめんね、言葉遣い治すね。…それからもう作らないから安心して退。」
山崎
「…」
みわ
「….」
みわちゃんの顔を見ると…
泣くのを我慢しているのが分かる。
山崎
「指輪なんだけど…つけたい?」
凄く酷い質問をする。
みわ
「……うん」
山崎
「じゃあ…これ……」
手渡しでみわに指輪を渡す。
みわ
「ありがとう…大切にするね。」
自分で指輪んはめるみわちゃん。