第5章 休
今日は久しぶりの休日。
朝方までいろいろあったから少し疲れているけれど…
屯所から出て普通の女の子として過ごせる貴重な日、
せっせと準備をしている。
"ピリリリリッ…ピリリリリッ…"
ケータイが鳴る
(朝一って事は山崎さんからね……)
出るか出ないか悩んだけれど、
約束した事に私情は挟んではいけないので電話にでる事にした。
みわ
「…おはようございます……」
tell
「……」
電話に出たけれど相変わらず無言…
私は電話を切った。
みわ
「ダメダメ!せっかくの休日に暗くなっちゃ……
よしっ!今日は何か美味しいものでも食べに行こう!」