第39章 危機
みわ
「お肉って言ったら赤ワインだよね…でも私は白の方が……」
そんな事を考えて歩いていると前方から沖田さんと
一番隊の隊士さん達が歩いて来るのに気付いた。
私はこの前の事もあるから、
気まずくて自然と近くの八百屋さんの店頭の商品を見ているフリをしてやり過ごそうとする。
「お姉ちゃん、若いのに子育て偉いねぇ〜、感心感心!!」
店主に褒められる。
みわ
「ありがとうございます…」
店主
「安くしとくよ!どんどん買っていってくれ!!」
(あっ!!スーパーより安い!!)
みわ
「どれにしようかなぁ…」
つい野菜やフルーツに夢中になってしまう。
すると……
"ポンポン"
誰かが私の肩を叩いた。
みわ
「あ、はい。」
後ろを振り向くとそこには……
けんちゃんがいた。