第38章 家族
山崎
「ほらっ!頑張れ!!こっち!!結の大好きなパパはここだよ!」
結
「エヘエヘ…あどぅ…」
ハイハイが出来そうでもじもじしてる結の、
少し前で大好きな玩具でその気にさせる退さん。
山崎
「ほらぁ〜、おいでぇ〜〜」
私は繋を抱っこしながら様子を見ている。
結
「…あぅぁーーあーーーんッ!!!」
ついに大好きなパパの所へ行けず泣き出してしまう。
山崎
「あっ!ごめん!ごめん!!」
結を抱き上げヨシヨシ慰める退さん。
結
「エヘエヘ」
山崎
「頑張ったね、偉い偉い!」
みわ
「結、もうちょっとみたいね。」
山崎
「だね。」