第35章 屯所の厠で助けを叫ぶ!!
朝6時30分
昨晩から先輩の家の近くで張り込んでいる私。
何故、昨日からなのって?
先輩は基本的には普通の隊士らと違って24時間いつ呼ばれて、何処に潜入する分からないからだ。
みわ
「いってらっしゃい!気をつけてね〜
ほらぁ〜、結、繋、パパにいってらっしゃいって…」
(おっ!!!いよいよご出勤ですねっ!!まってましたよぉ〜
ふむふむ、あれが先輩の奥さんか可愛い人だなぁ!)
山崎
「結、繋、みわちゃん行ってくるね。
あー、離れたくないよぉ〜、休んじゃおっかな!」
みわ
「ふふっ」
(幸せな家庭を絵に描いたようだわ。)
山崎
「ほらっ!みわちゃん、アレ忘れてるよ?」
(ん?アレ?)
みわ
「えっ///アレ?…は、恥ずかしいよぉ〜、誰かにみられたら…」
(は、恥ずかしいこと!?)
山崎
「ほら、早く!遅れちゃうから〜」
みわ
「もうっ…///」
"チュッ"
奥さんが先輩の頬にキスをした。
(//////!)
山崎
「よしっ!!!それじゃ行ってきまーす。」
(何がよし!!か分からないけど無事に出勤できて良かった………
それより、この恥ずかしい出来事をレポートにどう書けば良いの?
奥さんとチュウして嬉しそうでした……?とか?
あー、どうしよう……
っていけない!!見失っちゃう!!)