第29章 ATM
男
「まさかお前の旦那が真選組の隊長だった…とはね。
やっぱやっすい探偵じゃ無理があったか………」
みわ
「……」
(……斉藤さんと勘違いしてるんだきっと…)
男
「鬼が居ぬまになんとやら…だ。」
土足のまま上がり込み私の元にくる。
みわ
「!!」
男は私の顎をくいっと持ち上げる。
男
「さぞかし可愛がられてるんだろうねぇ〜隊長さんに。
幸せオーラ凄いよ?
見てるとさ……気持が悪くなる…」
みわ
「……」
男
「金目の物貰うだけじゃ…つまんないな…
隊長さんが1番盗られて困るもの盗った方が楽しそうだな。」
私はその言葉を聞くと、
結と繋の居る部屋へ向かい走りだす。
みわ
「駄目!あの子達は絶対に……」
!(´⊙ω⊙`)!
するとあの男が私の進行方向を立ち塞がった。
男
「ガキじゃねー。お前だよ!!不細工!!!!」