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真選組監察方山崎退と女中のラブストーリー

第28章 喧




★ジミーストーリー★


台所をそっと覗く。




気丈に料理を作っている健気で可愛いみわちゃんがいた。




(酷いことしちゃったな…

普段ずっと寂しい想いさせてるのに…

怒って当たり前だよな。)





俺は怒られるの覚悟で

台所に入る。





山崎
「みわちゃんあのさ…」





みわ
「?」




(!!)





振り向いたみわちゃんの手に包丁が握られている




(こ、殺される!!?)





山崎
「あ、あのさ…さっきの…あれ………」





みわ
「?」





山崎
「そんなに怒るなんておかしいよね!?

みわちゃん…俺の居ない間に沖田隊長連れ込んだりしてるよね?

知ってるよ。

…もしかして浮気してんじゃないの!?

自分がいけないことしてるから俺を疑うんだよ!」






俺は謝るつもりだったのに、

みわちゃんの気持ちを逆なでするような事を言ってしまった。






みわ
「わたし!沖田さんと浮気なんかしてない!

どうしてそんな事いうの?」





山崎
「1時間も結や繋が居るとしても男女が一つ屋根の下にいれば、

浮気の1つや2つあってもおかしくないよね!?

俺がどんな気持ちで…」





みわ
「…結や繋が熱出して大変だったこと退さんは知ってる?

私メールしたんだけど、 退さん返信くれなくて……

どうすれば良いか分からなくて代わりに沖田さんにお願いして病院連れて行くの手伝ってもらったり、

夜泣きが連日続いて眠れなくて辛かった時に、少し仮眠させてもらったりしてたの…

私を悪く言うのは構わないけど、

沖田さんの事は悪く言わないで!!」






(メール?

みわちゃんからのメールは全部見てるはず…….)






ケータイをチェックしてみる














(………未読あったーー!!)






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